「精密機械」のあなたは、同伴者が無意識にルール違反(誤所からのプレー等)をした時の、眼鏡の奥の目が怖いほど、ルールと精度に厳格だ。流行りのスイング理論には見向きもせず、10年前から全く同じ練習ドリルを繰り返しているその姿勢が、ドライバーやアイアンの精度を一定水準にまで高めてきたことだろう。この距離帯(HS46〜50m/s)では、Par5の2オンが視野に入り、飛距離は十分な水準に達している。
しかし、このレベルになると「ピン横5m以内に寄せる」という精密なウェッジコントロールが欠如していると、バーディチャンスが生まれないという技術的現実に直面する。フルスイング以外の「3/4・1/2スイング」の距離感が毎回バラバラで、グリーンを外す場面が続くとき、「球が散る」感覚に陥りやすい。あなたの低弾道ストレートという持ち球は、ウェッジショットでは「ランが出すぎる」という別の課題を生むこともある。
創造性や遊び心に欠け、安全策に走りすぎる弱点が、ウェッジショットのバリエーション不足につながる。マニュアルにない状況(例えば、砲台グリーンの奥からの下りアプローチ)に遭遇すると途端に対応できなくなる。ルーズな同伴者に対して厳しすぎる目を向けてしまい、ラウンドの雰囲気を硬くしてしまうことで、自分自身の集中力にも悪影響を及ぼすことがある。
一球一球の確実な積み重ねがスコアを作るというあなたの哲学を、ウェッジ3本のフルスイング・3/4・1/2スイングの距離を精密に把握するためのドリルに集中することで、「飛距離で稼ぐ」フェーズから「寄せで稼ぐ」フェーズへの転換を促す。