ドライバーで370y、もはやプロの世界に足を踏み入れているあなたは、一般市販クラブのスペック限界を常に感じている。同伴者はあなたの飛距離に言葉を失うが、あなたは「ラウンド中はほとんど喋らずもくもくとプレーしているが、終わってみると誰よりもスコアが良い」と、淡々と結果を出す。しかし、このレベルでは「ギアの最適化なしに精度を維持すること」が困難であると、身体が訴えている。
この飛距離帯(ヘッドスピード55〜60m/s前後)では、市販の標準スペックでは「シャフトが負ける」「スピンが暴れる」現象が起きやすく、「球が散る」原因となる。特注シャフトや計測に基づいたフィッティングが事実上必須となるが、「教えられる」のが大嫌いで自己流に固執するあなたは、納得のいくまで自分で改造を試みる。「新しいクラブを買うと、シャフトを抜き差ししたり鉛を貼ったりと、改造への執着が異常」な職人のあるあるが、この領域で最大限に発揮される。
高負荷スイングによる腰・肩・手首への慢性的な負担管理も長期的な課題だ。スイングの不調をすぐにクラブのせいにしてしまう「道具へのこだわりが強すぎて、スイングの不調をすぐにクラブのせいにしてしまう」あなたは、体の問題よりもまずクラブの調整に走りがちだ。「気分が乗らない時や、簡単なレイアップの場面では露骨に集中力を欠き、適当に打つ」という弱点も、この高負荷スイングでは一発のミスに繋がりかねない。
「理屈は要らない。身体が正しく反応すれば、ボールは飛ぶ」という職人の哲学は、スイングの極限効率化と身体管理の両立という、新たな挑戦を求める。中弾道のストレートボールを、この爆発的飛距離で常にフェアウェイに運ぶ「精密機械」としてのスイングを、最高のギアと共に追求するのだ。