「このPar4、ドライバーでグリーン近くまで飛ばして、あとはウェッジで楽々バーディ!」と、その爆発的な飛距離に自信を持つ自由人タイプの女性ゴルファーは、無邪気に宣言する。しかし、多くのPar4でドライバーとウェッジの組み合わせになるこの距離帯では、「飛びすぎてラフに入る」「打てるクラブが限定される」という、一般ゴルファーには縁遠い悩みに直面している。
ドローヒッター特有の力強いインサイドアウトの軌道は、ヘッドスピード50〜55m/sのこの距離帯では、フックが止まらないチーピンとなり、フェアウェイを大きく外すリスクが高い。特に女性ゴルファーでこの飛距離となると、身体の柔軟性が高い反面、スイングの再現性がわずかにブレるだけで、球が散る原因となり、適正な中弾道でのコントロールショットが困難となる。
「集中力が18ホール全く持たず、途中で完全に電池切れを起こす」という弱点が、飛距離が「強み」から「マネジメントの課題」へと変わるこの距離帯では、特に顕著だ。前半は攻めのゴルフがハマっても、後半になると「刻むなんて私らしくない!」とノリと気分だけでドライバーを振り回し、結果的にOBを連発。マネジメントや計画性が皆無なため、「攻めるか・刻むか」の判断基準が曖昧で、コースレートやスロープの理解も後回しになり、スコアを大きく崩す悪循環に陥る。
自由な精神を持つスターであるあなたは、ゴルフを自由気ままに楽しむことが何よりも大切だ。しかし、このレベルでは、その「自由」をコース上で最大限に表現するために、リスクとリワードの観点から「攻めるか・刻むか」の判断基準を明確にすることが必要不可欠となる。飛びすぎることへの対処法、つまりドライバーを抑えたライン出しの技術とコースマネジメント思考法を習得することで、あなたのゴルフは新たな次元の自由を手に入れるだろう。