Par4のセカンドで7番アイアンを握れるようになってきた。風はやや向かい風。「低い球 打ち方」で風に負けないフェードをイメージしたが、ショットを打ちながら今夜の夕食のことが頭をよぎり、気づけばボールは右の林へ。「フェードが強すぎる」というよりも、ほとんど「スライス」に近い右プッシュ。同伴者の視線が痛い。前半は「今日は全ホールでバーディ狙うわ!」と無邪気に宣言したのに、集中力が続かない自分が嫌になる。
この距離帯のフェードヒッター、特に女性の場合、ミドルアイアンで「右プッシュ」や「スライス 直し方」を検索する頻度が急増する。ヘッドスピードは上がったものの、力みが加わることで、アウトサイドイン軌道が強くなり、フェースが開いた状態でインパクトを迎える。結果、右に大きく曲がる球筋が頻発し、「球が散る」という悩みも生まれる。低弾道は風に強い反面、グリーンで止まりにくいという問題も抱える。
「集中力が18ホール全く持たず、途中で完全に『電池切れ』を起こして大叩きする」という弱点が、このミドルアイアンの方向性を大きく左右する。気分が乗らないとスイング理論を意識しすぎてシャンク病が発症しかねない。「頭でっかち」になりがちな思考型ゴルファーとは異なり、自由人は「考えすぎる」と、かえって身体が動かなくなり、ミスが連鎖する。マネジメントや計画性が皆無なため、風の読みやグリーンの硬さ、ピンポジションへの対応も全てがその場のノリと気分次第だ。
自由人の持つ直感力と、風を読み切るゴルフ哲学を武器にするには、ミドルアイアンで「適正弾道 出し方」を習得することが急務だ。あなたのフェードを「武器」としてコース戦略に組み込むため、アドレスに入るまでのルーティンを固定し、一打一打に集中する仕組みを体感することが、次のレベルへの扉を開く。