前半は39のベストペースで回ったのに、お昼に楽しくビールを飲んで後半55を叩いてしまう自由人タイプの女性ゴルファーにとって、この飛距離帯はまさに「魔の時間帯」だ。Par4のセカンドでユーティリティかフェアウェイウッドが残る場面が多く、芯を外すたびに手のひらに伝わる鈍い痺れが、気分を害する原因になる。進行待ちの間に、ショットを打ちながら今夜の夕食のことや全く関係ないことを考えていることがよくあるため、番手ごとの正確な飛距離を把握できていないことが多い。
中弾道のフェードで安定したショットを打ちたいのに、右プッシュやスライスが頻発する。これは、スイング中に体が早く開いてしまい、クラブがアウトサイドイン軌道になりがちで、フェースが開いたままインパクトしてしまう物理的な問題が背景にある。結果、球が散る原因となり、狙ったところに飛ばないフラストレーションが蓄積していく。
集中力が18ホール全く持続せず、途中で完全に「電池切れ」を起こす弱点を持つあなたは、マネジメントや計画性が皆無で、その場のノリと気分だけでクラブを選んでしまう傾向がある。MAX飛んだ時の距離で番手を選び、結果として番手ミスを連発。ミスヒットが続くと、「スイングの形」や「理論」を意識しすぎて身体が動かなくなりシャンク病が発症する悪循環だ。
自由な精神を持つスターであるあなたがこの壁を乗り越えるには、直感を最大限に活かすための「準備」が不可欠。自分の「芯を外した時でも出る距離」を正確に知り、それを信頼できる情報としてインプットすることで、気分に左右されないクラブ選択ができるようになる。「ゴルフは自由だ。今日は風に乗って、どこまでも飛ばそう!」その自由を謳歌するためにも、まずは自分の武器を正確に知ることからだ。